Masuk俺の言葉は、まるで氷の刃のように冷たかっただろう。だが、こうでもしなければ、俺の心がまた彼女に揺れてしまうのが怖かった。一度突き放すと決めたんだ。もう、後戻りはできない。
「……そんなこと、しない!ちょっと、憧れてただけなの。もう……懲りたし」
カオルは、俺の言葉に、必死に食い下がるように反論してきた。その声は、泣き出しそうなほどに震えている。
「やっぱり……一緒にいて気を遣わなくて、楽しく過ごせる人と一緒がいいって……」
その言葉は、俺の告白を断った時とは真逆だった。俺は、その矛盾に、胸の奥がチクリと痛むのを感じた。俺がずっと彼女に言い続けてきた言葉と、全く同じだ。彼女は、遠回りをして、結局俺と同じ場所に辿り着いたのだろうか。そう思うと、少しだけ、心が複雑な感情で満たされていくのを感じた。
「頑張って探してくれな。俺は、優しい彼女を探してるからさ」
俺は、そう言って、今度こそ本当にカオルに背を向けた。もう、これ以上話しても無駄だ。そう思ったからだ。俺の心は、もうボロボロだった。彼女の言葉に、一瞬揺らいだ感情も、再び突き刺さるような痛みに変わっていく。
俺の言葉に、カオルは立ち止まり、俯いたまま動かなくなった。その姿は、まるで全身から力が抜け落ちてしまったかのようだった。俺は、一度も振り返らなかった。
ただ前だけを見て、一歩、また一歩と歩き続ける。アスファルトを踏みしめる俺の足音だけが、やけに大きく響いていた。冷たい風が頬をかすめていく。その冷たさが、俺の心に染み渡るようだった。もう二度と、彼女の声に耳を傾けることはないだろう。そう心に誓いながら、俺は一人、帰り道を急いだ。
翌日、学校はカオルの噂で持ちきりだった。俺が登校すると、あちこちからひそひそ声が聞こえてくる。まるで、校内に霧のように立ち込めた噂話が、俺の耳にだけはっきりと届いているかのようだった。「また校舎裏でエッチしてたらしいよ!」
「誰とでもヤらせてくれるらしいぞ!」
そんな下卑た噂が、まるで伝染病のように、あっという間に学校中に広まっていた。生徒たちの好奇と嘲笑の視線が、チクチクと俺に突き刺さる。カオルと長年隣にいた俺は、その噂話の当事者ではないにも関わらず、まるで共犯者であるかのように扱われているのを感じた。俺が昨日、カオルを突き放したことが、この状況を加速させてしまったのではないかという罪悪感が、心の奥底でチリチリと燃え上がる。俺は、何も見ていない、何も知らない、という顔をして、ひたすら前だけを見て歩いた。
そして、ついにクラスの男子が、俺に直接話しかけてきた。
「なあ、やっぱりお前もカオルと仲が良かったから……やってたのか?」
俺の心臓は、ドクンと嫌な音を立てた。全身の血の気が引いていくのがわかる。まるで、俺もその噂話の渦中に引きずり込まれたかのような、どうしようもない不快感が胸に広がった。
「は? そんな訳ねーだろ!」
俺は、思わず大声で否定していた。カオルを巡る下卑た噂話にも、目の前の男子の心無い言葉にも、心底うんざりしていた。それはカオルに対する怒りや悲しみとは違う、ただただ、この状況そのものに対する純粋な嫌悪だった。
そんな時、クラスの男子が自分の席に座っていたカオルに、馴れ馴れしく話しかけているのが見えた。普段はカオルに話しかけることなどない、軽薄な態度を装った男子だった。
「なぁ、俺と付き合わね? 飯おごってやるから、一緒に帰ろーぜ!」
その言葉に、カオルは顔を伏せたまま、冷たく言い放つ。
「はぁ? なんで? 付き合うわけないでしょ!」
「なんでだよ。誰とでもヤらせてくれるんだろ? 校舎裏でヤってたんだろ?」
その下品な言葉に、クラス中の視線がカオルに集中する。教室は水を打ったように静まり返り、張り詰めた嫌な空気が漂い始めた。俺は、ただその光景を、息を詰めて見つめることしかできなかった。俺の頭の中は、真っ白になっていた。助けてやりたい、という気持ちと、俺には関係ない、という冷めた気持ちが激しくぶつかり合っていた。
カオル本人は、まさかそんな噂が広まっているとは知らなかったのだろう。その事実を目の前で突きつけられ、彼女は真っ赤になった顔を俯かせ、潤んだ瞳に苦痛の色を浮かべていた。その顔は、今にも泣き出してしまいそうだった。そして、耐えきれなくなったのか、何も言わずに席を立ち、足早に教室から出て行った。
その場に残された俺は、信じられない思いで、言葉を発した男子を睨みつけた。
「お前……言いすぎだろ」
呆れと怒りが入り混じった声だった。俺の言葉に、男子は少しだけ不機嫌そうな顔をしていた。教室は再び静まり返り、嫌な沈黙が流れていた。俺は、さっきまで感じていたカオルへの不快な気持ちが、どこかへ消え去ってしまったのを感じた。それよりも、かつて仲が良かった幼馴染が、クラスの男子に侮辱され、泣きそうな顔で逃げ出してしまったという現実が、俺の心を深く揺さぶっていた。
「……え? う、うん。置いて行かないでね……」「は? 俺がアマネを置いて行くわけないだろ! ずっと一緒にいるって言っただろ」「……それ、言ったの……わたしだよ」 アマネは、俺との会話にも慣れてきたのか、ツッコミを入れてくるようになった。そんなアマネの様子が可愛くて、俺は嬉しくなった。 アマネは、俺の腕の中でキョロキョロと周りを見回していた。「どうした?」 俺が尋ねると、アマネは不安そうに俺の顔を見つめてくる。「……えっと……わたしのパンツがないの……」「あ、それ、大切な物だから俺のポケットにしまってあるわ……」 俺がそう答えると、アマネは目を丸くして、頬を真っ赤に染めた。「……え? 大切? わたしのパンツが?」 そりゃそうだろ。大切なアマネの物だし、大切な物に決まっている。人には見せたくないし、無くしたら困る。それに、トイレに直に置いておくのも汚れそうで抵抗があった。「そりゃそうだろ。大切なアマネの物だし。トイレに直に置いておくのも汚れそうで抵抗があったしな……」 俺がそう言うと、アマネは俺の胸に顔をうずめ、震える声で呟いた。「……ユウくん……ありがとね」 ま、自分の服はトイレの床に脱ぎ捨ててあるんだが。 俺たちは二人で服を着て、乱れた身だしなみを整え、最後に深くキスをした。「じゃ、ドアを開けるから」 俺がそう言うと、アマネは小さく頷き、緊張した顔で俺の腕を抱きしめた。 恐る恐るトイレのドアを開け、周りを見回すが人はいない。ホッとした俺は、何食わぬ顔をしてアマネを連れ、デートの続きを始めた。 その後、アマネとデパート
「あ、アマネが嫌じゃなかったらな」「……う、うん。……おねがい……。ユウくんが良ければ……」 アマネは、そう言って、俺の頭を優しく撫でた。俺は、そんなアマネの可愛らしさに、再び心を奪われた。「え? 俺が舐めたいから舐めてるんだろ。帰ったら楽しみが増えたな」 俺がそう言うと、アマネは小さく恥ずかしそうに頷いた。 アマネの可愛らしい言葉に、俺はニヤけてしまった。このまま彼女を抱きたいという衝動に駆られ、俺はアマネの耳元で囁いた。「ここで……挿れちゃって良いかな? ムリなら……おっぱい吸わせてくれるだけでいいから……一人でするから」 俺の方も限界だった。こんな状態じゃ、デートの続きは無理だ。息子は大きく硬くなり、ズボンが膨れ上がっている。「……一人で?」 俺の言葉に、アマネは可愛らしく首を傾げて、不思議そうな顔で呟いた。オナニーを知らないアマネは、男子が一人ですることも知らないのだろうか。「……うん。良いけど……ズボンは……脱いでね? たぶん……濡らしちゃうかも……だから」 アマネは、恥ずかしそうに顔を赤らめてそう言った。うわぁ……それって、俺が挿れてイキそうだってことだよな!? 俺は、アマネの言葉に興奮しながら、嬉しそうに頷いた。 アマネの言葉に興奮した俺は、服とズボンを脱ぎ、全裸になった。その姿を見たアマネは、顔を真っ赤にして両手で顔を覆った。「……わぁ……そこまで、脱がなくても……」 恥ずかしがってベビーベッドに座っているアマネに近づき、俺は優しくその唇を奪った。キスをしな
「イヤならやめるけど……」 俺がそう言うと、アマネは顔を上げ、潤んだ瞳で俺を見つめた。「いや……じゃない……けど、お風呂入ってない。ぬるぬるしてるし……」 アマネの「ぬるぬるしてる」という言葉を思い出すと、俺の頭の中には「くちゅくちゅ」と響いていた音が蘇ってきた。アマネの愛液か……美味しそうだな。 アマネは、恥ずかしさから顔を赤くして俯いていた。その様子が、俺の興奮をさらに煽る。俺は、アマネに近寄ると、座っているアマネのスカートをゆっくりと捲り上げた。「……きゃ、わぁ……や、やぁ……うぅぅ……んっ……」 アマネは、驚きと羞恥が入り混じったような声を漏らした。スカートを捲ると、昨夜とは違う、可愛らしい新しいクマさんパンツに履き替えているのが見えた。その可愛らしさに、俺の理性の箍は外れてしまった。 俺は、興奮を抑えきれずにスカートの中に潜り込むと、アマネのパンツへ頬ずりするように抱きしめた。 アマネは、確かに……恥ずかしそうに顔を赤くして、小さな声で言った。「いや……じゃない……けど、お風呂入ってない。ぬるぬるしてるし……」 俺は、その言葉を思い出して思わずニヤけてしまった。 パンツの確認をするだけなのに、お風呂に入っている必要なんてないし、濡れていても関係ないだろ。そう思った瞬間、俺はアマネの言葉の真意に気づいた。アマネは「ぬるぬるしてるけれど、俺に舐めてほしい」という願望を、羞恥心から遠回しに伝えているのだ。 そのことに気づくと、俺はアマネの健気で可愛らしい言葉と、その裏に隠された官能的な願望のギャップに、胸が締め付けられるような思いになった。 アマネは、スカートの中に潜
俺は、使用されたことなどないだろう子供用の小さなベッドに、軽く腰掛けた。アマネは、俺の膝の上にまたがるようにして抱きついたまま、自分の割れ目を俺の息子に押し当ててくる。 アマネは、俺の唇にキスをしてきた。ここまで積極的にキスをしてきたのは初めてだった。静かなトイレの中に、リップ音が響く。アマネは俺の唇を舐め、吸い付くようにキスをしてくる。その湿り気を帯びたエロい音に、俺はさらに興奮した。 アマネは、腰をくちゅ、くちゅ、と音を立てて動かし、息子を刺激してきた。ますます俺の息子は大きく硬くなり、ピクピクと反応する。その様子に、アマネは甘く熱い吐息を漏らし、俺の耳元で囁く。「んっ……んんぅ……。はぁっ、はぁ……っ、んっ……、ゆう、くん……すきぃ……」 その言葉は、俺の心を震わせた。アマネは、俺の息子を寂しがっているかのように、俺の息子に身体を押し付けてきた。 アマネの可愛らしい仕草と、潤んだ瞳で俺を見つめる様子に、俺は興奮を抑えきれなくなっていた。だが、ここはデパートの多目的トイレだ。いつ誰が来るか分からない。「早く出ないと……怪しまれちゃうからな」 俺は、アマネの髪を優しく撫でながら、そう囁いた。すると、アマネは俺の胸に顔をうずめたまま、分かりやすい残念さを滲ませた口調で呟いた。「……う、うん。……そうだよね」 俺は、そんなアマネの様子が愛おしくてたまらなくなり、彼女の背中を優しく撫でた。「いや、これは……デートを楽しむために一時的に……する……エッチだから。帰ったらゆっくりしような?」 普通なら引かれてしまいそうなセリフを言ってしまい、俺は言ってから不味いと思った。だが、アマネは俺の言葉を聞くと、顔を上げて俺を見つめた。その瞳は、なぜか嬉しそうに輝いている。
昨夜、カオルの母親からのメッセージを読み、俺はイチャイチャする気分になれなくなり、ほーッとしてしまった。きっと、アマネは俺がまだカオルに思いを寄せていると思っているという反応をしている。 アマネを抱きしめたまま、俺はアマネの耳元で優しく囁いた。「アマネは、どうしてほしい?」 俺の言葉に、アマネは俺の腕の中で顔を伏せたまま、震える声で囁き返した。「……カオルちゃんに……見つからないように、かくれようか?」 その言葉に、俺は胸が締め付けられるような思いになった。アマネは俺に気を遣って、カオルに見つからないようにしてくれようとしているのか。そんな気を遣わせてしまっていたのか。「それは、いやかな。……ちゅ、ちゅぅぅ」 俺はそう言うと、アマネの腰に手を回して抱き寄せ、その唇にキスをした。アマネの唇は、少し戸惑っているようだったが、すぐに俺のキスに応えるように、柔らかく重なった。「……んっ、んんっ……はぁっ、はぁ……。やぁ……」 アマネは、体をビクンッと震わせ、驚きと羞恥が入り混じったような声を漏らした。だが、アマネは自然と俺に腕を回し、俺のキスに応えるようにキスを返してきた。 俺がゆっくりと唇を離すと、アマネは視線をカオルの方へ向けて、小さく不安そうに呟いた。「見られちゃってるよ……」 俺はアマネの柔らかな頬を撫でながら答えた。「別にいいんじゃない……俺とカオルは完全に別れて他人同士だし」 俺の言葉を聞いたカオルは、悔しそうな顔をしてその場に座り込んでいた。それを見た彼氏が、慌てた様子でカオルに近寄っていた。 カオルに背を向け、俺はアマネに声をかけた。「じゃ、行こうか……」 俺の言葉に、アマネはニコッと笑顔を見せ、こくりと頷い
その様子が嬉しくてたまらない反面、少しだけ寂しくもなった。せっかくのお買い物デートで、アマネの好きな物の好みを知れるチャンスなのに……。俺は、アマネの気を惹こうと、アマネが少しでも目を留めた商品を見つけては、それについて話しかけた。「アマネ、これ可愛いな。お前に似合いそうだ」 俺がそう言って、アマネがチラッと見たクマのぬいぐるみを手に取ると、アマネはパッと俺の顔を見つめ、満面の笑みを浮かべた。俺の腕に絡みついたまま、ぎゅっと抱きついてくる。「……うん、可愛い。でも、わたしが欲しいのは……これ、じゃない……」 アマネは、俺の腕から離れまいとするように、更に強く抱きついてきた。俺は、その熱い視線に、ドキドキと胸が高鳴る。「じゃあ、アマネが欲しい物って、なに?」 俺がそう尋ねると、アマネは恥ずかしそうに頬を赤くさせ、俺の胸に顔をうずめた。「……ユウくん」 そう小さな声で呟き、俺の腕にすり寄ってきた。俺は、そんなアマネの可愛らしい仕草に、もうどうにかなってしまいそうだった。 俺は、アマネの言葉に混乱した。え? 俺、今……欲しいものを聞いたんだよな? 俺が欲しいって……なに? えっと……それ、嬉しいけど。嬉しいけど……どうすればいいんだ? そんなことをデパートのど真ん中で言われても、俺の頭に浮かぶものと言えば、昨夜、身体を重ね、俺を求めていたアマネの姿だけだった。 その考えは、俺の身体に瞬時に現れてしまい、息子が反応してしまう。アマネは俺の腕に顔をうずめたまま、俺の身体の変化に気づいたのか、嬉しそうな吐息を漏らした。俺は、その吐息に、さらに興奮を加速させられた。「え?」 思わず、俺はアマネに聞き返した。アマネは恥ずかしそうに頬を染め、上目遣いで潤んだ瞳を俺に向けてくる。その瞳から視線を逸らし、俺はアマネの濡れた艶やかな唇に移した。